新型コロナウィルスによる緊急事態宣言を受け、外出自粛真っ只中でありました今年のゴールデン・ウィーク。
週末の畑仕事を終え、ポストを覗くと思いがけず1通の手書きの封書。
詳しくは以前の日記にて ⇒ 2020年05月11日 ☆彡
そんな思いのこもったこの緑茶。
さてさて、どうせならば真摯に向き合い存分に味わい送り主のお気持ちに応えたい・・・
(・・・お品を購入するのがいちばんだとは理解致しておりますが)
脇役にお菓子を準備して、食中茶としてではなくお茶が主役として味わいたい・・・
ですが平日はなかなかそんなゆったりした時間は・・・
かと言って週末はつい日本酒だ、焼酎だ、ワインだと・・・
という訳で拵えました、緑茶スィーツ。

京都の織物屋さんが気持ちを込めて贈って下さった大切な緑茶存分に楽しもう、と。
ちょっと、いえ、随分と遊び心も込めた美味しい緑茶のデザートが出来ましたよ。
ちょっと、いえ、随分と遊び心も込めた美味しい緑茶のデザートが出来ましたよ。

緑茶の風味に満ちた緑茶のゼリーの上には、茶葉を練り込んだお豆腐白玉。
いえいえ、まだまだ物足りません。
デーツを濃いめに淹れた緑茶でふっくら戻して添えましょうか。

どこか黒糖を想わせる風味のデーツは緑茶とも相性抜群。
デーツシロップをたっぷりたらし、胡桃、パンプキンシート、クコの実と一緒に緑茶風味のデーツをトッピング。

いつもの手前味噌炸裂ではありますが、この緑茶デザートは自信作。
本当に美味しい。
生砂糖を使用した甘さも程よく、それでいてしっかり緑茶の存在感が感じられます。
どうしよう。
先方様の思いと裏腹、残りも全てスィーツにしてしまうかもしれません。

アガーを使った緑茶のゼリー、その出がらしを練り込んだお豆腐白玉。
これからの季節にぴったりなデザートですよ。
もちろん免疫力向上に期待も込めて召し上がれ。
◆材料(ふたり分)
- 緑茶の茶葉 5g
- 生砂糖 15g
- アガー 5g
- お水 250t
- 木綿豆腐 特に水切りをしない状態で60g
- 白玉粉 40g
- 緑茶ゼリーの出涸らし 25g弱(出涸らし全部を使います)
◆トッピング - 胡桃・パンプキンシード・クコの実 適量
- 濃いめに淹れた緑茶とデーツ 適量
- デーツシロップ 適量
◆作り方
- 緑茶の茶葉はミルで粉砕します。
粉砕した茶葉・生砂糖・アガーをお鍋に合わせて泡だて器でよく混ぜ合わせましょう。
ここにお水を少しずつ加えてよく混ぜてから、徐に中火にかけて混ぜながら加熱します。
沸騰する手前で火からおろし、茶こしで濾してから容器にそっと注ぎましょう。
粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やしかためます。 - 茶こしに残った出涸らしを使ってお豆腐白玉を作ります。
木綿豆腐・白玉粉・出涸らしをビニール袋に合わせてよく揉みます。
ひとつにまとまったら袋から出し、更に滑らかになるまで揉んで棒状にまとめます。
6等分して丸め、中央を少し指先で窪ませたら熱湯の中へ。
ぐらぐらと煮立たせない火加減でフワッと浮いてくるまで茹でたら冷水へ。
緑茶ゼリーもフルッとかたまりました。
これでほぼ準備完了。 - 胡桃は予め予熱なしのオーブン 160℃で10分ローストして冷ましておきます。
デーツを器に並べ、濃いめに淹れた緑茶を注いで30分ほどおいてふっくら戻しておきましょう。
緑茶ゼリーの上にそっと白玉団子をトッピング。
後はデーツシロップをたっぷりと回しかけ、緑茶で戻したデーツ・胡桃・パンプキンシード・クコの実を散らせば出来上がり。
飛び切り美味しい緑茶のデザート。
京都の老舗織物屋さんの真心と共に丸ごと頂きます。

主人はおそらく気付いておりませんが、私の料理は至る所に“楽をしよう”という企みで満ち満ちております。
例えば今日、緑茶を粉砕するという妙案(か?)にたどり着いたのには訳があります。
毎朝納豆に忍ばせるチアシード。
ミルでまとめて粉砕しておいたものをお水で戻して納豆に合わせるのですが、今朝粉砕ミルがなくなったのでチアシードを粉砕して補充しました。
チアシードを粉砕した後で緑茶を粉砕した、という流れ。
例えば今日、緑茶を粉砕するという妙案(か?)にたどり着いたのには訳があります。
毎朝納豆に忍ばせるチアシード。
ミルでまとめて粉砕しておいたものをお水で戻して納豆に合わせるのですが、今朝粉砕ミルがなくなったのでチアシードを粉砕して補充しました。
チアシードを粉砕した後で緑茶を粉砕した、という流れ。
そしてお弁当のお菜のスープは圧力鍋でちょちょいのちょい。
今朝、昨日一日お水に浸しておいた大豆を圧力鍋で蒸して納豆を仕込みました。
大豆を蒸した後の圧力鍋、そのまま片付けたのでは不効率、何かもう一品引っ張らないと・・・という流れの今日のスープ。
今朝、昨日一日お水に浸しておいた大豆を圧力鍋で蒸して納豆を仕込みました。
大豆を蒸した後の圧力鍋、そのまま片付けたのでは不効率、何かもう一品引っ張らないと・・・という流れの今日のスープ。

そんな材料ありき、料理器具ありきの有り合わせスープ。
乏しい在庫野菜の中から使えそうなものを選んで圧力鍋に放り込むだけ。
ざく切りトマト、ひきわりムングダル、大ぶりに切った玉ねぎ、つぶしたニンニクを圧力鍋に合わせたら、鶏ささ身の茹で汁を注いで5分強加熱。
圧が抜けたら蓋を開け、冷凍しておいたマッシュルームを加えてひと煮立ち。
鶏ささ身の茹で汁に塩味がついているので、味付けは極少量のお塩で十分。

圧が抜けたら蓋を開け、冷凍しておいたマッシュルームを加えてひと煮立ち。
鶏ささ身の茹で汁に塩味がついているので、味付けは極少量のお塩で十分。

鶏ささ身の茹で汁は朝食でも大活躍。
そうそう、主役はもちろん鶏ささ身の茹で鶏ですが、その茹で汁はとにかく重宝するのです。
多めにお湯を煮立たせてお酒・お塩を加え、再沸騰するのを待ったら室温に戻しておいた鶏ささみを重ならないよう加えます。
ひと呼吸おいてお鍋の蓋をしめたら火を止め、そのまま粗熱がとれるまで放置、ただそれだけ。
したたかな私はお鍋を使用せず琺瑯容器ひとつで保存まで済ませてしまうのが常。
ひと呼吸おいてお鍋の蓋をしめたら火を止め、そのまま粗熱がとれるまで放置、ただそれだけ。
したたかな私はお鍋を使用せず琺瑯容器ひとつで保存まで済ませてしまうのが常。
よくあるのはその茹で汁を使った鶏粥ですが、今日はお蕎麦と合わせてみました。
すりおろした山芋を温めた鶏の茹で汁でのばし、お蕎麦に添えるだけ。
これがまた美味しい。

今週はトマトの支柱を立てて、スナップエンドウを抜いた後の土を手入れし、あぁそうそう、そろそろアーティチョークの収穫も考えないと。
明日は土曜日、ネットで注文した品がどちゃっとまとめて午前中に届く日です。