2020年03月12日

お豆腐と酒粕とブルーチーズのチーズケーキ

春の山菜の息吹にあやかりました一昨日。
そして外食の翌日、お味噌汁ファスティングで体重を戻すのが我が家のお約束。
今朝は主人も久しぶりの標準体重に満足気でありました。

昨日具なしのお味噌汁で体重操作を図った結果、やはり今週もお豆腐が少々余りそうな雰囲気。
そんな時のお楽しみ、最近ちょっと凝っておりますお豆腐パンやお豆腐ケーキ。
今朝はお豆腐と酒粕、ブルーチーズの組み合わせです。

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タイトルは“お豆腐と酒粕のチーズケーキ風”とするつもりでおりましたが、ふと考えを改めました。
ブルーチーズを使用しているのですもの、“風”でなくて立派なチーズケーキですものね。

クリームチーズやヨーグルトは使用致しておりませんが、うん、これはチーズケーキ。
ブルーチーズを生地に混ぜ込まずちぎって散らしたので、ブルーチーズの存在感もしっかり残っております

そして極力お砂糖は控えたにも拘わらず甘さに満足出来るのは、たっぷり生地に混ぜ込んだドライフルーツのおかげ。
もちろんブルーチーズと相性の良い胡桃もたっぷり混ぜ込んであります。

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いつもは全粒粉を控えめに使用することが多いのですが、今日はお土産で頂いたパンケーキミックスを使って。
たっぷりの木綿豆腐、そして酒粕とブルーチーズ、美味しくて体も喜びそうなチーズケーキが焼き上がりました。
低温でじっくり湯せん焼きにするので焼き時間はかかりますが、材料を順に混ぜていくだけなので簡単ですよ。

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◆材料(野田琺瑯のレクタングル浅型Sサイズにひとつ分)

  • 木綿豆腐(特に水切りは不要です) 150g
  • 酒粕 50g

  • 卵 2個
  • てんさい糖 30g
  • レモン汁 10g
  • ベイリーズ オリジナルアイリッシュクリーム 15g
  • パンケーキミックス 40g

  • 胡桃 40g
  • ドライフィグ 40g
  • 自家製八朔ピール 20g
  • デーツ 20g

  • ブルーチーズ 50g

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そう、どちらかと言うと、ハワイ土産で頂いたハレクラニホテルのパンケーキミックスが早く使いたくて使いたくて今回のメニューに至ったという流れです。





◆作り方

  1. 先ずは胡桃を予熱なしのオーブン 160℃で10分ローストしておきます。
    ドライフルーツは刻み、胡桃と合わせておきましょう。

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  2. 木綿豆腐と酒粕を合わせ、バーミックスで滑らかに攪拌します。
    卵を1個ずつ割り入れ、その都度しっかりと泡だて器で混ぜ合わせましょう。
    てんさい糖も2回に分けて加え、泡だて器で混ぜ合わせます。
    レモン汁、クリームリキュールも順に加え、同じくその都度しっかりと混ぜ合わせます。

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    レモン汁は凍らせて保存してあります。
    凍ったまま混ぜ込んでもやがては生地の中で溶けるので問題ないかな、と。

    そうそう、このクールな泡だて器もパンケーキミックスと一緒に頂いたハレクラニホテルのオリジナル泡だて器です。
    素敵でしょ?

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  3. パンケーキを目の細かいザルを通してふるい入れ、スパチュラでさっくりと混ぜ込みましょう。
    6分通り混ざったところで、合わせておいた胡桃・ドライフルーツを加えて混ぜ込みます。

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    オーブンシートを敷いた容器に流し入れて表面をさっと平らにならし、底を数回打ちつけて空気を抜きます。
    ブルーチーズをちぎって散らし、指先で少し生地に埋め込んで準備完了。

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  4. 200℃に予熱したオーブンに移し、天板にたっぷりと熱湯を注ぎます。
    設定温度を170℃にし、じっくり湯せん焼きにすること50分。

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    焼き上がったら容器のまま粗熱をとり、冷めたら冷蔵庫で冷やします。
    しっかり冷えてから切り分けて出来上がり。
    冷やして召し上がれ。

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最近、極力外出を控えております。
もちろん感染防止もあっての外出自粛もありますが、なによりスーパーやドラッグストアの閑散とした陳列棚を見るのが怖いから。
なのでお家にある食材でのらりくらりとやり繰り致しております。

・・・あ、でもこれ、いつものことか。

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野菜室にあった野菜、市販の蒸し大豆(これ、日持ちもするのでとっても便利)を圧力鍋に合わせた具沢山スープ。


刻んだ玉ねぎ・ニンニクをオリーブオイルで炒めたら、トマト・白菜・蒸し大豆等を加えてスープストックを注いで数分加圧。
圧が抜けたらマイタケを加え、味付けをして出来上がりです。
器に盛って乾燥あおさを散らします。

あ、乾燥あおさは以前から常備してある食材のひとつですよ。
何かに効くからとそれッと買いに走るお話、よく聞きますが、それで効いたら劇薬というものですよ。





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今日から、朝の小さなおやつに大好きな“クルミッ子”登場です。
そう、鎌倉紅屋さんのクルミッ子、主人がホワイトデー用にと取り寄せたもの。
昨年、主人と熱海に旅行した際(☆彡)に知人に勧められて大のお気に入りになった可愛らしいお菓子。

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食材調達を怠っておりますので、朝食全体が貧相です。
アボカドも惨めに黒ずんでおりますし。
ですが釜たまうどんに主人は大喜び。

そうね、そうは言ってもスーパーもドラッグストアも想像しているほど今は閑散としていないかも。
今日はお天気も良いし、ちょっと買い物に出掛けようかしら。



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posted by しんさん at 14:38 | Comment(0) | お弁当日記 〜 手作りお手軽パン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月11日

大和さんの山菜づくし

事態も事態ですので人混み、外出、お買物を差し控えております昨今。
山菜が大好きな私の為にと、主人がもともと予定はしてくれていた春の大和さん。
予定していた4月を少し早め、3月半ばの昨日山菜を頂いて参りましたよ。

三重県の桑名、多度町にあります季節のお料理が楽しめる大和さん。
初めてお邪魔したのが昨年の9月、蛤でした(2019年09月17日 ☆彡)からこれで1年。
大和さんの四季を味わったことになります。

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先ずは筍、そして椿の葉を従えた蓬のお饅頭。
こんな風味のよい、存在感のある蓬は初めてです。

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若女将が小さな器を順に並べて下さいました。
あぁ、もぉ、しげしげとずっと眺めていたいくらいの愛おしさ。
これら山菜がお料理される様をずっと見ていたい・・・
こうなることを知ってか知らずか、主人は黙々と食べ進めます。

シャキシャキなウルイのお浸し、タンポポとシイタケの白和え、酸味のある葉っぱは“スイナ(酸っぱい葉っぱ)”というのですって。
まるで乳酸発酵したかのような酸味のスイナ、初めての山菜です。

緑鮮やかなコゴミ、そしてゼンマイ、蕨。
ゼンマイと蕨、未だにどっちがどっちと言われると俯きます、分かりません。
若女将が丁寧に説明して下さいましたが、食べるのに夢中になっている間に振り出しに戻りました。





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ぴったりと綴じられたお鍋の蓋。
中身はなにかしらと見るのは若女将の手元ばかり。
セリのお鍋でした。

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豆乳仕立てのセリのお鍋。
力強いセリの風味、豆乳との相性に驚くこと請け合い。
もちろん汁の一滴も残しません。

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サクサクの天ぷら、お待ち致しておりました。

お味噌を詰めたフキノトウ、そのお隣はキクイモですって。
ホクホクしているのに時々シャッキリ、そして風味は正に食べ慣れた菊芋。
ゆり根にノビル、淡い色合いのものが多い山菜の中一際目立つお花の天ぷらは“藪椿(ヤブツバキ)”ですって。

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クレソンと鴨、土筆と合わせたのは昨年の筍を干したものですって。
白いご飯が欲しくなるコンビです。
そしてフルフルの胡麻豆腐の上には葉山葵。

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大きな土鍋が登場しました。
若女将が蓋を開けると、え?ご飯の上は何?錦糸卵?湯葉?

と見紛う程に淡い黄色の筍。
この辺りの筍は粘土質な土地で育てられる上、お日様の光を当てず、栽培場所も数年で順々移動させるのだそう。
特に2月末から3月頃の筍は、こんなやわらかな黄色が特徴なのですって。

そのお味?
主人がお代わりしていたと申せば言わずもがなでありましょう。
油揚げと筍だけ、若女将曰く普通に炊くだけ、主人の心をわしづかみにした筍ご飯がこちらです。

お土産にと折箱に詰めて下さった筍ご飯。
お互いの実母にも食べさせてあげたいと、帰りの導入ふたりの実家に寄った程、最高に美味しい筍ご飯でありました。

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白味噌とうど、最後はお味噌汁で高揚した気分を落ち着かせましょう。
フワフワのとろろがお名残惜しい。

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最後はカボスのゼリーで現実に戻ります。
4月を予定しておりました大和さんの山菜、繰り上げてよかった。
・・・と食後のお喋りをしておりましたら、若女将曰く。
3月は地上から芽吹く山菜、4月に入るとタラの芽やコシアブラ等の木になる山菜が出回りますよ、と。

主人、期待しております。

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春の息吹に和みました。
随分と激しくふっておりました雨も気付けば止んでおりました。

お守り代わりのウィルスシャットアウトも忘れずに。
効果があろうがなかろうが、主人が目を擦る時にハッと気づいてくれればそれで効果大ですもの。
勇んで納豆を買いに走る方が私にとっては避けたい行為。





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そう言えば。
先月お邪魔した京都の画像もまだそのままだった。
東寺で初めての写経、閑散とした東寺を懐かしく思える日が待ち遠しい。

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大和さんではお酒は飲みません。
もちろん交通手段が車しか期待出来ませんので、ふたりで飲めないことは大前提。
ですが、運転手でない私も大和さんでは飲みません。
お家に帰っても飲むことはありません。

若女将のお料理が本当に好きなのでお酒の入る余地もない、そんなところでしょうか。
でも今夜は飲みますよ。
主人が帰宅したらすぐにでも宴会スタートです。


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2020年03月09日

時短に見せない時短なお弁当

なんだかモヤモヤする日が続いておりました。
お買物に行けばマスクがない、ティッシュがない、トイレットペーパーがない、陳列棚むき出しで売り場は殺伐。
ですがふと・・・あれ?ウォシュレットあるじゃん、と。

そうよね、有り難いことに電気・ガス・水道には問題ないのだもの。
震災後にご苦労した方々の気持ちになれば、たかがトイレットペーパー、買い占めたければお買い占めあそばせ、なんてね。
主人といつもより大事にトイレットペーパーを使用する毎日、これもまた経験。
きっと今後の役に立つはずです。

と、トイレトイレと言った後で憚られる画像ではありますが、いつもの感じで備忘録。
今日はね、朝食もお弁当もお休みする予定でおりましたが、思い直して時短ながらのお寿司を2種。

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いなり寿司と湯葉寿司です。

いなり寿司のお揚げは電子レンジで。
ものの5分でじんわり甘辛お醤油味をしっかりと煮含めた時短いなりです。
湯葉寿司に至っては更に簡単。
お水で戻した乾燥湯葉をいなり寿司の合わせ醤油に漬け込むだけ。

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最終見切り価格で買った乾燥湯葉。
初めて使用した食材ですが、うん、これはなかなか使い勝手の良い食材です。
また見切り価格になっているのを見かけたら買うに値するもののひとつ。

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ちゃちゃっと電子レンジで加熱し、朝食を食べている間に味を含ませる時短油揚げ。
そのおまけの湯葉寿司。
時短に見せない時短お寿司2種、ちょっとモヤモヤが解消した週明けのお昼です。





◆材料
  • 油揚げ 3枚

  • お水 大さじ3
  • お酒 大さじ1
  • お醤油 大さじ1弱
  • 生砂糖 大さじ1/2
  • みりん 大さじ1/2

  • 十六雑穀を混ぜたご飯 適量
  • 寿司酢(☆彡) 適量
  • 梅干し 1個





◆作り方
  1. 油揚げの1辺を切り落として袋状に開き、湯通しします。
    冷めたら両手で油揚げを挟み、しっかりと水気を絞りましょう。
  2. 調味料を全て耐熱ボールに合わせ、油揚げを出来るだけ重ならないようにひろげて並べます。
    ラップを油揚げに密着させるようにかけ、先ずは様子を見ながら3分弱レンジ加熱。
    上下を返し、再度ラップを密着させて1分弱。

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  3. 乾燥湯葉はお水にくぐらせて3分ほどおき、少々かために戻します。
    2が熱いうちに乾燥湯葉を調味料に漬け込み、全体が冷めるまでおきましょう。

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  4. いなり寿司用のご飯に寿司酢を合わせて酢飯に。
    湯葉寿司の方のご飯には、種を除いてほぐした梅干しを混ぜ込みます。

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    それぞれざっくりとまとめておきましょう。

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  5. 油揚げに酢飯詰めて形を整え、湯葉でご飯を包めば出来上がり。
    湯葉寿司の方には守口漬けを添え、白胡麻をひねります。

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主人が取り寄せた鰆のたたき。
半解凍の状態でひと口大に切り分け、お砂糖とお醤油を合わせた中に加えて照り焼き風に。
千切り生姜をたっぷり加え、生姜をしっかり効かせるのがお気に入り。

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蕪の千枚漬け、茎わかめの甘酢漬け、ひじきと大豆入りの煮なます
常備菜を一緒に詰めて、時短なお昼の出来上がり。





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今朝のお魚は塩引き鮭。
お酒をシュッとひと吹きして焼きます。
日本酒をスプレーボトルに入れて常備しておくと、ご飯の温め、焼き魚と何かと便利。

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後回しで良いことでうだうだ議論する国会、知りたくもないパニックに伴う不可解な言動、流石情報社会というだけあって連日マスコミやスマホを通じで情報が伝わります。

取り敢えず私は日々の筋肉体操に励むばかり。
そして免疫力向上を心掛けての早寝早起き。
・・・で、通常より2時間遅く起きた私が言うのもナンですが。

明日は時短無縁ないつものお弁当に戻りましょう。

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posted by しんさん at 14:08 | Comment(0) | お弁当日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月06日

お豆腐と酒粕の全粒粉パン〜たっぷり焼き芋ロール

草臥れると甘いものが食べたくなる、誰しもよくあることかと存じます。
そんな時以前はスーパーマーケットで甘いお菓子を買ったりもしておりましたが、最近市販のお菓子とは疎遠。
ヴァローナのチョコレートは別として、ですけどね。

今のところ甘いものが食べたくなると、大抵拵えるのがズバリ “焼き芋”
農協の朝市に行くと、色々な種類のさつま芋が揃っているので品種選びもまた楽しいものです。

いつか焼き芋を拵えようと、いつぞや主人と選んだ大きな大きな“紅はるか”
そろそろ芽吹きそうな頃合いですし、今日はこの紅はるかを使って。

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さつま芋をたっぷり使ったさつま芋ロールです。
もちろん全粒粉100%。
お水は使わず、お豆腐と酒粕で生地を捏ねたもっちりな全粒粉生地でたっぷりの焼き芋を巻きました。

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低温のオーブンでじっくり焼き芋にした紅あずまは甘くてねっとり。
フードプロセッサー等を使わずとも、それだけで焼き芋ペーストに仕上がります。
甘いさつま芋ペーストに八朔ピールと胡桃、シナモンを添えてみました。
もちろん抜群の美味しさです。

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使用した粉類の倍量以上のさつま芋を使用した無謀なさつま芋ロール。
考えればすぐに分かることではありますが、さつま芋ペーストを欲張って増量し過ぎた結果、生地の底からさつま芋ペーストが溢れるという当然の結果に。

マフィンパンなど使わず、紙製のマフィンカップを使えば良かったのにね。

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まぁ、反省点は後々に活かすとして、生地はいつものオーバーナイト醗酵。
前日、夕食を拵える片手間にちょちょいと準備をして野菜室でひと晩ゆっくり醗酵を促します。
焼き芋も前日オーブンに放り込んでひと晩ゆっくり寝かせるので、忙しい朝でも楽々ですよ。





◆材料(WILTON レギュラーマフィンパン1枚分です)

  • さつま芋(紅はるかを使いました) 1本(皮つきの状態で600g弱ありました)
  • 全粒粉強力粉 130g
  • グラハム粉 25g
  • スキムミルク 15g
  • てんさい糖 大さじ1
  • インスタントドライイースト 1g

  • 木綿豆腐(特に水切りは不要です) 150g
  • 酒粕 30g

  • お塩 2g
  • オリーブオイル 10g

  • 胡桃 適量
  • ざらめ糖 適量
  • シナモンパウダー 適量
  • 八朔ピール 適量

  • 艶出し用の卵黄 適量
  • パールシュガー 適量




◆作り方

  1. 生地の準備は前日のうちに。

    全粒粉強力粉〜イーストまでをビニール袋に合わせ、口をしっかり持ってふり混ぜましょう。

    お豆腐と酒粕を合わせてバーミックスで攪拌し、合わせた粉類の半量を加えて菜箸でしっかりと混ぜ合わせます。
    お塩とオリーブオイルを順に加え、その都度菜箸でしっかりと混ぜ合わせます。


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    次いでビニール袋に残った粉類にこれを加え、ひとつにまとまるまで捏ねます。
    ビニール袋内の空気を抜いて端の方で留め、ヨーグルトメーカーの40℃で1時間醗酵を促しましょう。

    その後軽く捏ね直し、再度ビニール袋内の空気を抜いて口を端の方で留めます。
    保存容器に入れ、野菜室でひと晩醗酵を促しましょう。

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  2. さつま芋も前日のうちに焼き芋にしておきましょう。

    綺麗に洗い、皮つきのままアルミホイルで2重に包みます。
    予熱なしのオーブン 160℃で1時間35分焼き、そのまま朝まで放ったらかし。
    朝にはねっとり甘い焼き芋に仕上がっています。

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    当日の朝、皮をむいてスパチュラでペースト状にしたら、刻んだ八朔ピールを加えて混ぜておきます。

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  3. ひと晩野菜室でゆっくり醗酵させた生地を30分以上室温に戻し、ビニール袋から出して軽く捏ねてガス抜きをします。
    丸めなおしたらビニール袋に戻し、ふんわり口を閉じて15分間のベンチタイムをとりましょう。

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  4. ベンチタイムが完了したら、ビニール袋に入れたままめん棒で長方形にのばします。

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    ビニール袋をハサミで切り開き、糊代となる部分を数センチあけてさつま芋ペーストをたっぷりとぬりましょう。
    ・・・ちょっとぬり過ぎですね、完全に。

    ざらめ糖、シナモンパウダー、粗く砕いた胡桃を上に散らし、手前からきっちりと巻きます。

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  5. 生地を巻いたら、指先を少しお水で湿らせながら綴じ目をしっかりと合わせます。
    両手で生地を軽く転がしながら太さ・形を整え、生地を6等分します。

    包丁を使うより、断然木綿糸を使う方が簡単で綺麗ですよ。

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    マフィンパンに予め極々薄くオリーブオイルをぬり込んでおき、切り分けた生地を詰めます。
    ぬれ布巾とラップをふんわりかけ、オーブンの醗酵機能 35℃で40分間醗酵させましょう。

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  6. 醗酵終了したら生地部分に水溶き卵黄をぬり、砕いた胡桃とパールシュガーを散らします。

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    210℃に予熱したオーブンに素早く移し、設定温度を190℃にして15〜18分。
    なんて器量良しなパンたち・・・

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    そう喜ぶのも束の間。
    冷めて生地が落ち着いたら、パレットナイフ等を使って型抜きをします。
    たっぷりの焼き芋ペーストが無情に溢れておりました。






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パンの艶出しに使用した卵黄の残りを使って簡単なお菜をひとつ。

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残りの全卵、お豆腐、昨日拵えたアボカドと牛蒡のサラダを混ぜて、湯通しした油揚げに詰めてオーブンで焼くだけ。
主人と日本酒で晩酌の際、作るものが何もないと納豆とアボカドを詰めて焼く定番料理のアレンジです。

作り置き料理と一緒に詰めて、今週最後のお弁当完成です。





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今週は骨まで丸ごと食べられるサイズの小ぶりなイワシを少量煮ました。
今朝は味がしみていちばん美味しいイワシが味わえる頃合いです。

昨日、近所のマックスバリュに行ったら綺麗な真鯖がありました。
もちろん昨日のうちに来週用の味噌煮にしましたよ。
来週は週明けから美味しい鯖の味噌煮が食べられそうです。

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昨日、久しぶりに買い物に行って現状を目の当たりに致しました。
本当に店頭から消えておりました、マスクはもとよりティッシュペーパーもトイレットペーパーも。

大抵のドラッグストアはティッシュとトイレットペーパーの売り場が隣り合っていますから、壁一面が閑散とした状態。
ちょっと恐怖を感じるほど。
呆然と立ちすくむ私に、優しそうな夫人がお声をかけて下さいましたよ。

・・・新興宗教のご勧誘でした。

丁寧にお断りをし、感染の終息を祈りつつその場を去りました。


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posted by しんさん at 15:34 | Comment(0) | お弁当日記 〜 手作りお手軽パン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月05日

アガーでかためる簡略版 『豆花(トウファ)』

木綿豆腐と並び、我が家では豆乳も常備してあるもののひとつです。
特に豆乳は少なくとも2パックないと不安、どれだけ大豆製品に頼っているのだか。

さて。
週末も近づき、木綿豆腐の在庫が危うくなってくると拵えるのが、豆乳とにがりで作るフルフルの温かなお豆腐。
スープ代わりに体も温まるし、何より薬味によって意外と主役系の見栄えが期待出来るもの。

開封すると足の早い豆乳、出来れば翌日には使い切ってしまいたい。
半パックほど残った豆乳にアガーを加え、台湾デザート 『豆花(トウファ)』風のデザートなどいかがでしょうか。

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本場台湾のトウフアにアガーは使用しませんが、そこは気楽な簡略版。
アガーでフルフルっと豆乳をかためます。
甘味はキューブ状に冷凍してある自家製甘酒で穏やかに。

先日煮た“金柑のみりん煮”や“八朔ピール”等、ヨーグルトに添えるよう作り置きしてあるものを添えれば、それらしく仕上がったのではないかしら。
そう、思えば私、トウフアなるものを食べたことがありません。

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カリッとアクセントに添えたナッツは、真っ赤なビーツのピクルス液のお片付け料理です。
自家製ビーツをピクルスにして保存してありますが、残ったピクルス液の有効利用の定番料理。
今回はアーモンド、胡桃、煎り大豆を使って。
そう、節分が終わって見切り価格になっていた煎り大豆です。

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簡略版なだけにとっても簡単なトウフア。
緑豆餡も添えてはありますが、圧力鍋でちょちょいのちょいの簡略版です。

簡略版ばかりのお手軽トウフア。
豆乳好きとして、いつかは本格的な台湾のトウフアを食べてみたいものです。

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・・・いや、豆乳そのものは私、飲めませんけどね。
牛乳も含め、バリウム以外の真っ白な飲み物は苦手なのです。





◆簡略版トウフアの材料
  • お水 100t
  • アガー 小さじ4

  • 豆乳 400t
  • 自家製甘酒(キューブ状に冷凍した状態で) 95g




◆作り方
  1. お水とアガーを合わせてしっかりと混ぜ合わせます。
    ここに湯せんで少し温めた豆乳を少しずつ注いでしっかりと混ぜ合わせましょう。
    沸騰させないよう弱火でゆっくり温めます。
  2. 火からおろし、半解凍になった甘酒を加えてそっと混ぜます。
    見る見るフルフルっとかたまってきます。
    粗熱が取れたら冷蔵庫に移して冷やしましょう。

    直火OKの琺瑯容器って本当に便利。
    ちょっと勢いよく混ぜ過ぎて泡だってしまいましたが、致命的な失敗でもないかな、と。

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◆トッピング
  1. 大好きな緑豆餡、お水にひと晩浸さなくても圧力鍋でちょちょいのちょい。
    緑豆を洗って圧力鍋に移し、緑豆の上3〜4cmにまでお水を注いで10分加圧。
    圧が抜けたらココナッツシュガーを加えて煮詰めます。
    仕上げにお塩をひとつまみ。

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  2. ナッツのカラメリゼは、前述の通りビーツのピクルス液を有効利用。
    ビーツを食べてしまった後、残りのピクルス液を少し煮詰めて三温糖を加えます。

    たまたま三温糖が残っていたのでこうなりましたが、もちろん他のお砂糖でも。
    意外と少量の三温糖で上手く行きますよ。

    全体がとろりと煮詰まったところで、予め予熱なしのオーブン 160℃で10分ローストして冷ましておいたナッツ類を一気に加えます。
    素早く全体になじませ、オーブンシートの上にひろげましょう。

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    乾いたら適当に割り、好みでお砂糖やプロテインパウダーをまぶして出来上がり。

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  3. 容器の底に緑豆餡をたっぷりと。
    フルッとかたまったトウフアをスプーンですくって緑豆餡の上に。
    誇らし気にすら見える気泡だらけのトウフア、次回はもう少し優しく混ぜると致しましょう。

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    間間に八朔ピール、金柑のみりん煮、ドライフィグ等を散らし、デーツシロップをたらして出来上がり。

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マティーニに凝っていた主人ですが、またふとマティーニ熱が鎮火致しました。
よくあることです。
マティーニ用にと成城石井まで行ってわざわざ買ってきたオリーブも、もう要らない、と。

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作ってみたかたのです、オリーブの炊き込みご飯。
いつだったか、オリーブ農家の奥さまだったかが拵えていらっしゃったこのお料理。

オリーブを炊き込むだけなのに、ご飯が少しオイリーになって程よい塩気がなじみます。
お弁当用には刻んだペコリーノロマーノをたっぷり混ぜ込んでお結びに。
もちろん黒胡椒はたっぷりと。

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はい、オリーブの炊き込みご飯、大変美味しいです。
そしてペコリーノロマーノとの相性もばっちりです。





  1. 普通にお米を洗い、押し麦を混ぜてスタンバイ。
    トマトを加えるので、お水はいつもよりやや控えめに。
    ほんの少しホエーも加えます。
    お塩をほんのひとつまみ加えてひと混ぜしましょう。
  2. ざく切りトマト・オリーブ(種付きのままです)を散らし、いつも通りに炊飯します。

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    今日は圧力鍋なので加圧3〜4分で。
    十分蒸らして出来上がり。

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  3. お弁当用にはペコリーノロマーノをたっぷりみじん切りにして混ぜ込みます。
    小さな三角お結びにして黒胡椒を挽きます。

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オリーブの炊き込みご飯、ホエー効果もあってか冷めてももっちり美味でした。

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朝の主食はもちろん炊き立てのオリーブご飯。
ご飯と一緒に炊き込んだオリーブは、心なしか種離れが良い気すら致します。

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啓蟄だというのに、今日はまた真冬に戻ったかのような寒さです。
でもなぜだかホッとしたり。
毎年啓蟄の頃には言いますものね、啓蟄とは言っても真冬並みの寒さ、と。
普段どおりが安心します。


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posted by しんさん at 15:40 | Comment(0) | お弁当、だけどおやつにも | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする