9月に入って種を撒いたビーツも本葉が増え、昨日2度目の間引きをして参りました。
芽が出たばかり、双葉の段階での最初の間引きは少々辛いものもありますが、2度目以降の間引きは今後の期待も込めなかなか楽しいものです。
何より、間引いたビーツはベビーリーフとして立派に収穫物として見なされますしね。
間引いたビーツの葉っぱを使って、サクサクのオープンパイなどいかがでしょう。

サクサクのパイケースにフィリングをたっぷり詰めました。
パイの艶出しに使った卵黄の残りで拵えたスクランブルエッグはすりおろしたパルミジャーノ入り。
その上にレタス、ビーツのベビーリーフ、ザワークラウト、刻んだアーモンドをたっぷり詰め込みます。

スクランブルエッグの下にはシンプルなバジルペースト。
チーズも松の実も使わず、オリーブオイルとニンニク、お塩だけで拵えたバジルペーストです。

小さくたってベビーだって、どこかビーツの気配がする間引きビーツ。
葉野菜の収穫が乏しい今の時期、ベビーリーフとしてビーツを栽培するのも手かと。
上手く成長すれば1ヶ月後には例の毒々しいまでの真っ赤なビーツが楽しめるとなれば、正に一石二鳥です。

成形も含めて本当に簡単な今朝のオープンパイ。
間引きビーツを使ったお料理がしばらくは続きそうです。

- 冷凍パイシートは扱いやすいよう少し解凍しておきましょう。
普段はベラミーズを愛用致しておりますが、本日はふと出来心で買ったマックスバリュ製品。
ですがこれがまたなかなかの使い勝手の良さ。
ピケもしてあって、少々小ぶりでふたり分にぴったりなサイズ。
包丁で2等分し、更にそれを三角に折りましょう。
対辺とその隣辺に沿って切り込みを入れ、開いて辺を重ねるように成形しましょう。
中央の窪み部分にピケし、バジルペーストをぬります。
縁に水溶き卵黄をぬり、220℃に予熱したオーブンに素早く移します。
設定温度 200℃で10分間焼きましょう。 - 前後しますがシンプルなバジルペーストの作り方。
バジルはかたい茎の部分は使わず葉先だけを摘み、ザルに移して熱湯を回しかけます。
すぐに冷水に晒し、水をしっかり絞りましょう。
ニンニクとオリーブオイルを合わせてバーミックスで攪拌したところに、絞ったバジル・お塩を加えてバーミックスでピュレ状にします。
容器に移し、オリーブオイルを注いで冷蔵庫で保存します。 - ふっくら膨らんでボックス状になったパイ生地。
艶出しに使った卵にすりおろしたパルミジャーノ、ハーブ塩を足してスクランブルエッグを焼き、中央の窪みにたっぷり詰め込みましょう。
200℃のオーブンで更に2〜3分焼き、網の上で冷ましておきます。 - 完全に冷めたらレタス・ベビーリーフ、ザワークラウトを盛ります。
アーモンドは予熱なしのオーブン 160℃で10分ローストしてから粗く刻んで散らしましょう。
大ぶりに砕いたパルミジャーノも散らして出来上がり。
・・・黒胡椒を挽くの、忘れました。

週明けの月曜日、今週分の作り置き料理も数種作り終えて冷蔵庫の中は満たされております。

畑で収穫した秋ナスは大好きな姿煮に。
今シーズンは姿煮を存分に楽しみましたが、秋ナスはまた格別です。
お出汁を効かせた煮汁と細かな切れ目を入れた茄子を圧力鍋でほんの2分加圧するだけ。
毎日食べても飽きませんでした。
金時草はつけ汁も色鮮やかなお浸しに。
最後はつけ汁もまとめてアガーで寄せかためてしまうのがいつもの流れ。
金時草は葉野菜の女王様だと勝手に思っております。
本当に上品な風味、大好きな野菜です。
ヘタを除いただけの丸ごとピーマンの煮浸しも今シーズンよく拵えました。
全体を爪楊枝で突いてから圧力鍋で2分ほど加圧するのですが、煮汁をたっぷり内に秘めたピーマンは最高に美味しいの。
さっと湯掻いたオクラも一緒に煮浸しに。
不揃いなアスパラガスが見切られておりましたので、これも一緒に。
今週の煮なますは自家製干しシイタケも入って旨味凝縮といった抜群の出来。
毎週拵える作り置き料理でも微妙に出来が異なるのが楽しい。
今週はイワシが手に入りましたのでイワシのお酢煮ありです。
そんな作り置き料理を今朝は詰めただけでお弁当は完了と致しましょう。
あまりの手抜きに少々罪悪感、おまけのヨーグルトも言い訳がましく添えてみましたよ。
あまりの手抜きに少々罪悪感、おまけのヨーグルトも言い訳がましく添えてみましたよ。


まだまだ夏野菜が多く並ぶ朝食ですが、これらもそろそろ終盤でしょう。
・・・と随分前から言ってはおりますが、意外と夏野菜って逞しいものね。
・・・と随分前から言ってはおりますが、意外と夏野菜って逞しいものね。

毎朝主人が淹れてくれるほうじ茶と相性抜群の蕎麦ぼうろ。
つぼみ2個を残して今朝でおしまいと相成りました。
つぼみ2個を残して今朝でおしまいと相成りました。
大好きな蕎麦ぼうろとはしばらく疎遠になりますが、また京都に行ったら買ってくるとしましょう。
今朝からしばらく、納豆に加えるみじん切り玉ねぎが紫玉ねぎになります。
昨日からちょっとそれを想ってワクワクしていた、そんな話を主人としてフフンと笑われました。
毎朝嬉しそうにお味噌汁をすすった後、大事そうに最後に残しておく君と大差ないとおもうのだけど。
フフン。
