その日持ちの良さに甘え、つい後回しになっていた野菜室の中のりんご。
ひとつひとつラップに包んで保存袋に入れて野菜室保存すれば、驚異的な保存期間を誇るりんごたち。
ですが週末も近づき、そろそろ在庫食材が乏しくなってきましたこのタイミングで今朝はりんごを手に取りました。
今日のお昼はりんごをふんだんに使ったアップルクランブルなどいかがでしょう。

毎年秋になると信州からりんごを取り寄せて焼くタルトタタンより、ぐっとお気軽感のあるアップルクランブル。
しっとりした全粒粉生地にたっぷりりんごを並べ、上にカリカリのクランブルをたっぷりひろげて焼き上げました。
時々カリッとざらめ糖のアクセントが心地良い食感です。

全粒粉生地は上白糖を使っておりません。
生砂糖とデーツシロップの奥行きのある甘味を更に深めているのはシナモンとクローブの香り。
アーモンドプードルをたっぷり使った生地がしっとり自慢です。

クランブルにもアーモンドプードルをたっぷり使用し、更に胡桃とアーモンドを足した贅沢な仕上がりです。

アイスクリームを添えたいところではありますが、そこはお弁当なので我慢我慢。
ですがアイスクリーム無しでも満足度は十二分の美味しさですよ。

クランブルはフードプロセッサーを使うのでちょちょいのちょい。
多少の手間と材料の多さは否めませんが、文字にするほど大変でもありませんよ。
◆材料(約19.5cm四方のスクエア型ひとつ分)
- 全粒粉薄力粉 80g
- アーモンドプードル 80g
- シナモンパウダー 小さじ1
- ベーキングパウダー 小さじ1/2
- 卵 2個(室温に戻しておきます)
- 生砂糖 30g
- デーツシロップ 40g
- お塩 ひとつまみ
- 無塩タイプの醗酵バター 50g
- アイリッシュウイスキー 大さじ1
- りんご 2個
- ホールのクローブ 適量
クランブル生地
- 全粒粉薄力粉 30g
- グラハム粉 15g
- 無塩タイプの醗酵バター 25g(さいころ状に切っておく)
- アーモンドプードル 25g
- 生砂糖 25g
- ざらめ糖 25g
- アーモンド 25g
- 胡桃 25g
◆下準備
- 型に合わせてオーブンシートを敷いておきます。
- 粉類は合わせてふるっておきます。
- クランブル生地に使う粉類とバターをフードプロセッサーに合わせ、冷蔵庫で冷やしておきます。
- タイミングを見てオーブンを200℃に予熱しましょう。
◆作り方
- 焦がしバターを作ります。
バターを小鍋に入れ、中火で加熱しましょう。
沸々と泡だって端の方が色付いてきたら目を離さないで。
綺麗に色付いたところで火からおろし、ぬれ布巾の上で色止めをします。 - 卵を軽くときほぐし、生砂糖とデーツシロップ、お塩を加えてもったりするまでしっかりと泡立てます。
合わせてふるった粉類を加え、クローブを挽いてスパチュラで混ぜ込みましょう。
焦がしバター、アイリッシュウイスキーを順に加え、その都度しっかりと混ぜ込みます。
型に流し入れ、スパチュラで生地を均一にならします。
皮と芯を除いて縦16等分したりんごをきっちりと並べましょう。 - 予熱したオーブンへ移し、設定温度を170℃にして先ずは25〜30分焼きます。
その間にクランブルの準備をしましょう。
冷蔵庫で冷やしておいた粉類・バターを高速で小刻みに攪拌し、さらりとした粉状になるようバターを混ぜ込みます。
ここに残りの材料を加え、しっとりしたそぼろ状になるよう攪拌しましょう。
オーブン庫内から一旦取り出し、クランブル生地をたっぷりとひろげます。 - 設定温度を180℃にし、クランブル生地に綺麗な焼き色がつくまで更に15〜20分焼きましょう。
焼き上がったら型のまま冷まします。
冷めて生地が落ち着いたところでそっとオーブンシートを持って型から出しましょう。
そっと切り分けて出来上がり。

自家製野菜って楽しいのです。
まだまだ不慣れですので大抵の野菜は不器量なのですが、時々どうしてこんな形になったのかしら?そんな野菜が収穫出来るのです。
こんな風に。
まだまだ不慣れですので大抵の野菜は不器量なのですが、時々どうしてこんな形になったのかしら?そんな野菜が収穫出来るのです。
こんな風に。

器量が悪かろうが大きさがまちまちだろうが、キュウリは大抵キューちゃん漬けにしてしまうので関係ありません。
ですがここまでの形になると・・・
というわけで、バーミックスでピュレ状にしてアガーでゼリー状にかためてみました。
ミニトマトや今シーズン初収穫のオクラをキュウリのジュレでかためます。

- キュウリを適当に切ってお鍋に移し、合わせ出汁・白だし醤油・お塩を加えてバーミックスでピュレ状にします。
中〜弱火にかけ、アガーを適量ふり入れて沸騰直前まで温めアガーを煮溶かしましょう。 - キュウリのアガー液を少し容器に注いでは、夏野菜のピクルス・鶏ささ身の茹で鶏・ミニトマト・下茹でして小口に切ったオクラ等を順に詰めていきます。
アガー液は室温でかたまるので、容器に注いだアガーが具を閉じ込めたところで次の具を詰めるのがポイント。
全体に具が均一に行き渡りますからね。
最後にミニトマトとオクラを散らし、冷やして出来上がり。
今日は実家の母親らのポットラックランチの日。
母と育てた器量の悪い野菜らで拵えた夏野菜のジュレを差し入れに。
母と育てた器量の悪い野菜らで拵えた夏野菜のジュレを差し入れに。
近頃母は、私から譲り受けた古いバーミックスで作るスムージーに凝っているようです。


今朝は主人の大好物、鶏粥が主食です。
夏ver.で今朝は鶏粥に刻んだ茗荷を添えてみました。
うん、美味しい。

先程、ランチに向かう母が立ち寄ってりんごを届けてくれました。
贔屓にしている果物屋さんで見切り品になっていたとかで、まだまだ十分に綺麗なりんごをひとつ。
このりんごを使って、今度は畑のルバーブと合わせてジャムなど作ってみようかしら。
りんごとルバーブのジャム、ちょっとラベンダーなんて効かせてね。
このりんごを使って、今度は畑のルバーブと合わせてジャムなど作ってみようかしら。
りんごとルバーブのジャム、ちょっとラベンダーなんて効かせてね。
こうしていそいそと車で出かける母親を見ていると、免許証返納とはなかなか言えません。
本人も自覚して取り入れられる安全装置は取り入れるようにしているようですが、今更ながら難しい問題です。
まぁ取り敢えず母親を見ていると、老後の年金生活も楽しそうだ、そう思えてなりません。
まぁ取り敢えず母親を見ていると、老後の年金生活も楽しそうだ、そう思えてなりません。
