ですが先週あたりのピークを境に、収穫量は徐々に衰え始めました。
ちょっと寂しいけれどこれも自然の流れ。
生り始めの小さなズッキーニから、まるで鈍器のように巨大化したズッキーニまでズッキーニ料理を色々と楽しんだ夏の始まりでした。
収穫し忘れて巨大化することも今後はないであろう畑のズッキーニ。
標準サイズのズッキーニで拵えた本日のお弁当は久しぶりのキッシュ。

冷凍パイシートを使用したお気軽なキッシュ。
これでもかっっって程に薄切りにしたズッキーニを並べてみました。
中心にはズッキーニのお花も。
お花の中にはサワークリームが詰まっております。

淡泊なズッキーニですので、卵にもサワークリームを加えてコクを加えました。
たっぷり散らした刻みアーモンドの食感もなかなかのアクセント。
もう少しズッキーニを綺麗に整列出来ればなお満足でしたが、まぁそこはいつものご愛敬。

収穫期もそろそろ幕締め、自家製ズッキーニをたっぷり使ったサクサクキッシュ。
冷凍パイシートを使ったキッシュは華やかでありながらとっても簡単、私にとってはシメシメな一品なのです。

◆主な材料(直径19cm程の底が抜けるタイプのタルト型にひとつ分)
- 冷凍パイシート(BELLAMY'S製品を愛用しております) 1枚
- ドライミニトマトのオイル漬け 適量
- バジル 適量
- すりおろしたペコリーノロマーノ 適量
- 卵 2個
- サワークリーム 適量
- フルールドセル 適量
- 粗挽きガラムマサラ 適量
- 粗く刻んだアーモンド 適量
- ズッキーニ+お花 小ぶりなものを2本
- ズッキーニの花に詰めるサワークリーム 適量
◆作り方
- タルト型にすり込むよう極々薄く油をぬり、リボン状に切ったオーブンシートを十文字に敷きましょう。
適度に戻した冷凍パイシートを敷き込み、フォーク等で丁寧にピケします。
オーブンシートを軽く揉んでストーンをのせ、180℃に予熱したオーブンで20分焼きましょう。
その後ストーンを除いて生地の表面に卵白を刷毛でぬり、180℃で5分更に焼きます。 - ドライミニトマトのオイル漬けは自家製です。
ミニトマトを横半分に切り、断面を上にして網に並べます。
110℃のオーブンで1時間半〜2時間じっくりと焼いて瓶に移し、お好みのスパイスを散らして並々にオリーブオイルを注ぐだけ。
今回使用したのはコリアンダーシードver.のドライミニトマトのオリーブオイル漬けです。
セミドライ状態なので日持ちは期待出来ませんが、そのままよりは日持ちするかと。
1にたっぷりと並べ、バジルをたっぷり散らしましょう。 - 卵・サワークリーム・フルールドセル・ガラムマサラをよく混ぜ合わせ、1/3量程度を2に回しかけましょう。
180℃に予熱したオーブンで5〜6分焼いたら、一旦オーブン庫内から取り出してスライスしたズッキーニを並べます。
残った卵液を回しかけ、再度予熱したオーブンに移して今度はじっくり20分。
再び取り出し、粗く刻んだアーモンドを全体に散らします。
サワークリームを詰めたズッキーニの花をあしらい、ペコリーノロマーノをたっぷり散らして180℃で10分ほど焼きましょう。 - 粗熱が取れたら型から出し、網の上でしっかりと冷まします。
完全に冷めてから切り分けましょう。

日持ちしない夏野菜、とにかくどんな形でもお料理してから冷蔵保存を試みております。
今シーズンはミニトマトも大盛況。
畑に行くと箱いっぱいのミニトマトを抱えての帰宅、オーブンでドライトマトにしたり、ミニトマトでカポナータを拵えたりとミニトマトに挑んでおります。

昨日、ワイングラス片手に拵えたミニトマトのカポナータ。
メイソンジャーに詰めて、彩りのオクラをちょっと加えてお弁当のお菜と致しました。

巨大ズッキーニは冬瓜のようにお料理するのがお気に入り。
叩いたエビと合わせて葛煮風にしたズッキーニはなかなかの高評価でありました。
キュウリ、ズッキーニ、ミニトマト、ピーマンと夏野菜の収穫は絶好調でありますが、だからと言って “またこれ?”なんてことは言われず美味しく夏野菜とお付き合い致しております昨今。
冬瓜風に叩いた海老と合わせて葛粉でとろみをつけた巨大ズッキーニ、今朝は冷たい稲庭うどんとあわせてみました。

もちろんイワシのお酢煮の仕込みも今週分完了致しております。
先程、疲れてヘロヘロになりながらもルバーブの仕込みも終了致しました。
梅雨明けを前に畑の夏野菜が全盛です。
今、我が家の冷蔵庫は作り置き料理で一杯です。
