2019年03月19日

早春の京都 〜 鷹の間 二日目

早春の京都俵屋旅館、鷹の間ふつかめの朝は生憎のしとしと雨模様。
土砂降りでもなくしとしと、止む気もなさそうな雨がしっとりとお庭の松を濡らしてこれはこれで綺麗。

そんな春の雨をしっとり含む松の枝など無視して、お待ちかねの朝食です。
さやさんがヨーグルトを持ってお布団を上げにきて下さいましたよ。





今回、私は大きな冒険を致しました。
俵屋さんに宿泊の際は必ず朝食のお魚をぐじにしておりましたが、悩みに悩んだ結果今回はアジ。
おまけに添えられるハタハタに惹かれたという気も致しますが、兎に角今回はアジです。

そう、アジに湯豆腐。
主人も母もお魚はぐじ、お豆腐は揚げ出汁豆腐を迷うことなく選びましたが、私はアジ。

向かいに座る主人のぐじが心なしか霞んで見えました。

・・・なんてね。
次回はやっぱり私もぐじにしようかしら。

主人がちりめんじゃこを大胆にご飯にかけたのを見て、母も早速真似っこ。
母、何でもご飯にかけて食べるのが好きなのよね。
私が嫌がるから控えていたのでしょうけど、主人を味方につけて勝ち誇ったかのような母の横顔。

この後、俵屋旅館のオリジナルグッズが並ぶギャラリー遊形さんで、母は俵屋さんのちりめんじゃこを10個大人買いしておりました。
注文を聞いてからの後日クロネコさんお届だそうで、それまで母の俵屋さん旅行は続くのでしょう。





俵屋さんの茶室に招かれ、俄然お茶に興味を示し始めた主人。
お茶の席で亭主が面白いと言っておられた映画、故樹木希林さんも出演されている “日日是好日” のDVDを帰宅後早速予約購入したそうですよ。
そして今、その文庫本が届きました。

茶人になると妄想しております主人。
鷹の間のお軸の良さもいずれは理解するようになるのかしら。
そんな時の為に画像を残しておきましょう。

江戸後期の画家、張月樵 (ちょう げっしょう) の嵐山観桜図、と。





俵屋さんの最後はいつもさやさんの写真で幕を閉じます。
今回もさやさんの 『いちにのぉさんっ』 、可愛らしいかけ声で俵屋さんを後にしました。
しとしと雨が続いておりますので、雨ゴートをしっかり着込んで車に乗り込みます。

さやさんに教えて頂いたお正月の俵屋旅館。

お正月三が日は何十年も前から宿泊客が決まっているそうで、予約は受け付けていないそうです。
三日頃になるとたまにキャンセルもあって予約も出来ることがあるそうですが、基本的には常連さんのみ。
私たちが踏み入れてはいけない聖域のような俵屋さんのお話を聞いて、ささやかな感動を覚えました。





俵屋さんを後にして、向かった先は東山の大黒山 金剛寺 庚申堂。
八坂庚申堂の愛称で人気の小さなお寺です。
庚申のお使いとされるおサルさんが境内のいたるところに見られます。

そしてカラフルなくくり猿。

お願いごとを書いたくくり猿が三猿の上にも脇にも沢山奉納されていましたよ。

もちろん私たちも。
着物姿の若いお嬢さんたちに交じって、主人とふたり願い事を書いたくくり猿を結びます。

この時だけは雨が上がってくれました。

もちろん八坂の塔を背景に一枚。
ガラケーを手に、八坂の塔を激写する母を後ろから眺めておりました。
母、たくましい。






そして今、自宅に飾ってあるおサルさんのお守り。
こちらは芸事が上達するように。
主人がお茶を習い始めるのならば是非と購入した2体のおサルさんです。

コロコロと音色も優しいおサルさんの土鈴は厄除けに。
何かにイラっとすることがあっても、この土鈴の音が和ませてくれるハズ。
そんな気もする素朴で穏やかな音がします。

京都俵屋旅館 鷹の間宿泊の一泊旅行はこれにて終了。
後は母のガラケーに今回の旅の画像を送るだけ。
これがまた結構な手間なのよね、母は写りが悪いとスネるし・・・





さ、明日からはいつも通りのお弁当備忘録へと戻りましょう。

posted by しんさん at 14:46 | Comment(0) | 京都 俵屋さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする