主人も私も食べ慣れている訳ではない玄米を摂取するに当り、先ず選んだのは少量のお試し玄米。
調子よくふたりとも玄米をすんなり受け入れ今に至り、気付けば玄米を買い足すことと相成りました。
色々と炊き込んだり味付けを変えたりして楽しんで参りましたが、やはり一番のお気に入りは玄米と干しシイタケの組み合わせ、そして素朴な赤味噌との組み合わせです。
本日の玄米ご飯は、干しシイタケと干し貝柱、そして赤味噌風味の玄米ご飯です。 白米の倍以上の時間かけて炊く玄米です。
煮立ててしまうと風味が飛んでしまう上品な白味噌や麹味噌と違い、赤味噌はぐつぐつ煮立てた方が美味しいとまでいう人もいる程大らかなお味噌。
味噌煮込みとか味噌おでんとか、ね。
25分間玄米と一緒にふつふつ炊いても、赤味噌の風味がふわりと残る赤味噌仕立ての玄米ご飯。
うん、今週ももりもり力が漲って参りました。
そしてお昼は玄米ご飯を三角に結んで。
脇をかためるのはいよいよ旬に突入致しました夏野菜各種。 小ぶりではありますが畑のミニトマトも収穫期を迎えました。
お浸しにして彩りに。
初物の茄子は青紫蘇と合わせ、胡麻油と赤味噌でこってり甘めに仕上げます。
自家製ではありませんが、ツルムラサキやオクラ等々食材も夏野菜に衣替えです。
さて。
玄米は昨晩からたっぷりのお水に浸してあります。
が、先ずは茄子からお料理しましょう。
- 茄子は乱切りにし、胡麻油でさっと炒めます。
たっぷりの胡麻油を使わずとも、胡麻油が茄子全体になじんだら料理酒をふって後はふっくら蒸し焼きに。 - 茄子を蒸し焼きにしている間に、赤味噌・おろし生姜・合わせ出汁・てんさい糖を合わせてよく混ぜ合わせておきます。
てんさい糖はやや多めにして甘くするのがこのお料理の醍醐味。 - 茄子が十分やわらかくなったら合わせ味噌を加え、全体にからめます。
ややお味噌が焦げるくらいにしっかり炒め合わせましょう。
火を止め、千切りにした青紫蘇を加えて白胡麻をたっぷりとひねります。
ざっと全体をひと混ぜして出来上がり。
お茄子を徐に保存容器に移し、ようやく玄米の調理に取り掛かりましょう。
赤味噌がたっぷり鍋肌に残ったお鍋は洗いませんよ。
- お水に浸しておいた玄米をザルに移して水きりをし、お茄子を炒めたお鍋に移します。
干しシイタケと干し貝柱は合わせてお水に浸して戻しておき、干しシイタケは細切り、干し貝柱は粗くほぐして玄米の上に散らしましょう。
干しシイタケと干し貝柱の戻し汁にお水を加え、玄米の1.6倍量にして注ぎます。
ほんのひとつまみのお塩を加えてざっと全体を混ぜ、蓋をして強火にかけます。
煮立ったら極々弱火にして25分、じっくり蒸らして炊き上がりです。
週末からちまちまと拵えて参りました今週の常備菜。
畑のズッキーニは期待していた程の収穫量ではありません。
ですが支柱も立て直して参りましたし、まだまだ期待は捨てておりません。
思ったいたよりずっと小ぶりな2本のズッキーニはピクルスに。
ズッキーニのコンパニオンプランツとして間間に植えたネギは、定期購入しております無農薬のネギの根っこを植えておいたもの。
ズッキーニと共に成長し、今週1週間分の薬味として彩りとして大いに活躍してくれそうです。 オクラは白味噌風味の胡麻和えとお浸し。
お浸しのつけ汁はぐっと薄味にして出汁の味を活かし、ツルムラサキとミニトマトも一緒に浸します。
活き活きとしたイワシは定番のお酢煮に。
今のイワシは本当に綺麗でお料理をしていても楽しくなります。
最終割引価格になっていたソフトにしんを購入し、ふっくらとほうじ茶で下茹でしてから味付けを。
これが思いの外私好みの仕上がりでしたので備忘録。
- 大きめのボールにお水を張り、ソフトニシンをそっと洗って水気を切ります。
えらのかたい部分を切り落とし、半分に切ってお鍋に並べましょう。
出涸らしの番茶をたっぷり注いで煮立て、煮立ったら弱火にして10分間。
ぬるま湯をはったボールにソフトニシンを移し、そっと洗って水気を切ります。 - 下茹でしたソフトニシンを出来るだけ重ならないよう並べ、お水とお酒を合わせて全体がかぶる量注ぎます。
お鍋と保存容器を兼用出来る琺瑯容器は本当に便利。
鷹の爪を散らし、昆布を落し蓋代わりにして弱火でことこと10分間。
その後、お醤油をみりんを少量ずつ加えながら、時々スプーンで煮汁を回しかけて更に10分じっくり味を煮含めましょう。
火を止めてそのまま冷まします。 味付けは薄めにし、食べるその都度何かしらの味を足して加減するのが目下のお気に入り。
先程、実家の母親がトウモロコシと一緒に大根を持ってきてくれました。
なんて有り難いこと。
近日中に、大根おろしをたっぷり添えたニシン蕎麦を朝食に致しましょう。
畑で収穫したキュウリで2品。
ひとつは自家製の塩麴に漬け、もうひとつは甘酒風味のお味噌に漬け込みます。
どちらもキュウリ自身の水分でしっかり浸るので、放っておくだけの簡単な料理。
冷蔵庫でうんと冷やしている間にじっくり味がしみ込む賢い食材です。
- 板摺りしたキュウリは蛇腹にし、適当な長さに切ります。
ビニール袋に自家製塩麴と合わせ、時々上下を返しながら1日置くだけ。
キュウリもう一品は甘酒に漬けたほの甘い味。
甘酒はキューブ状に冷凍してある自家製甘酒を使います。
- 甘酒と同量の麹味噌、そしてたっぷりのおろし生姜をよく混ぜます。
板摺りして乱切りにしたキュウリをここに加えて和えるだけ。
キュウリから出る水気を考えてちょっと濃いめの味付けに。
こうして各種の常備菜が忙しい朝の時間を和ませてくれます。
玄米ご飯をお弁当箱に盛り、パンプキンシードミックスをちらり。
常備菜をちょちょいと詰めて、夏野菜満載の週明けのお弁当出来上がり。
朝食も夏野菜たっぷり。
胡麻油で炒めてからお味噌汁にする茄子、はい、大好物です。
- 今週はちょっと手順を誤り、いつもはひきわり風にする納豆を大豆そのままの形に。
お水に浸した納豆を刻んでから蒸し上げるところを刻み忘れたからなのですが、意外やこちらの方が美味しいと主人とふたり意見が合致。
今後はこの形で自家製納豆を楽しみます。 ズッキーニのコンパニオンプランツ、ネギは1週間分小口に切って冷蔵保存。
2枚重ねて折ったキッチンペーパーを上にふわりとかぶせ、保存容器を逆さにして保存します。
繊細なネギ、新玉ねぎの葉ほどには日持ちしませんが1週間なら平気です。 もずくも小分けして冷凍保存。
やはり生のもずくの味わいと食感は別格ですもの。
お味噌汁の具に欠かせません。
そう、夏と言えば・・・今、土用を心待ちに致しております。
スタート感が今一歩で絶対失敗すると思っておりました初の試み、梅干しが持ち直しました。 なかなか梅酢が上がってくれず、梅の腐敗を覚悟したのですが、はてさて今後はいかに。
取り敢えず昨日赤紫蘇を購入し、梅に加えて今様子を見ているところです。
夏の風物詩になると嬉しい自家製の梅干し。
どうにか様になってくれると嬉しいのですが。
明日は実家の母親が届けてくれた甘いトウモロコシをお弁当に致しましょう。