最初はフードプロセッサーを使って生地を捏ね、それを焼くことで十分満足しておりました。
が、野望はふくらみ全粒粉の含有量を増やしたりするうち、自家製天然酵母に今や至っております。
思えば何年も前、畑に自生したレモンバーム (今となってはミントの勘違いなのですが) で酵母を起したこともありましたが、それよりはもう少しだけ本格的。
先日起した天然酵母で数回パンを焼き、今はレーズン酵母を育てております。
前回のいちご酵母で焼いたパンは備忘録済み (☆彡 ☆彡 ☆彡) ですが、実はもうひとつ。
いちご酵母の中種で焼いた全粒粉 100%のベーグルです。
本日は、そのベーグルでサンドウィッチを拵えてお弁当に致しましょう。 全粒粉に粗挽きのグラハム粉、もっちりとした食感、器量の悪さはさて置きお気に入りです。
パセリとニンニクをふんだんに使った醗酵バターのエスカルゴバターを表面にたっぷりとぬり、鶏胸肉で作った簡略版ソーセージをごろりとフィリングに。
オーブンでセミドライにしたドライトマトと、じっくりソテーして甘みをまとった玉ねぎも一緒に。 その上アボカドのサラダもサンドするのですから、ボリュームは相当なもの。
あれもこれもとサンドするので、主人と半分このサイズでも十分な量です。 但しこのベーグル、主人にはベーグルに見えなかったようで・・・
ハンバーガーと称されておりました。
あら、酷い。
- 確かにベーグルには見えないかも。
実際、焼いた本人が焼き上がりを見てがっかり致しましたから。 現実から逃げるように冷凍しましたもの。
ただ、こうして改めて見ると味があって面白いとも思うのですが、
- 冷凍してあったベーグルを自然解凍し、横に切って室温に戻したエスカルゴバターをたっぷりとぬります。
残ったバターで輪切りにした玉ねぎと胸肉ソーセージ (☆) をソテーし、冷ましておきましょう。
セミドライトマトは、輪切りにして表面に極少量のお塩をふったトマトを110℃のオーブンで1時間ほどゆっくり乾かすだけ。甘みがぐっと増します。
アボカド・乾煎りしてざっくり刻んだアーモンド・刻み玉ねぎ・細かく刻んだアンチョビを混ぜ合わせてアボカドサラダを準備します。 順にどんどん重ねてサンドし、ぴったりとラップで包んで程よく圧をかけます。 パンと具がなじむまでしばらくおいたらラップをそっとはがし、ワックスペーパーで包み直してワックスペーパーごと2等分しましょう。 半分でお腹はパンパンです。
フライパンをさっと拭いて、お豆腐とドライトマトのピカタをお菜に。
水切りが不要なほどぎっしり目の詰まった木綿豆腐は、使い勝手のよい食材のひとつです。
- すりおろしたペコリーノロマーノ・黒胡椒・お好みのミックスシーズニングを卵に加えてよく混ぜ合わせ、ここに薄く薄力粉をまぶした木綿豆腐・セミドライトマトを加えてからめます。
フライパンに極少量のオリーブオイルをすり込み、お豆腐とトマトを両面焼きましょう。
卵が焼きかたまったらフライパンを少し空けて溶き卵を少量流し、卵が焼きかたまらないうちにお豆腐やトマトを置いて卵の層を厚くしていきます。
ささ身の茹で鶏は、登場頻度の高い定番料理のひとつです。
そのまま食べるというよりサラダや麺類の一員にすることが多いのですが、その茹で汁も引く手あまた。
今朝は素麺の上に粗くほぐした茹で鶏をたっぷりあしらい、おぼろ昆布を添えて熱々の茹で汁をたっぷり。
鶏にゅう麺が本日朝食の主食です。
- お湯を多めに煮たたせ、お酒とお塩を少々。
再度煮立ったところに室温に戻したささ身を1本ずつ加え、ぴったりと蓋をします。
ふっとひと呼吸おいて火を止め、そのまま粗熱がとれるのを待てば出来上がり。
この茹で汁で炊いた炊き粥は主人の大好物。
そして今朝の鶏にゅう麺も大好物リストに仲間入りのようです。
一時ほど主人のダイエットに根を詰めている訳ではないのですが、ここに来て新記録です。
一時は74キロまでいった主人の体重が、めでたく63キロになって私はフォクシーを手に入れました。
そしてずっと63キロを切ることなく、63キロ台を維持していた主人の体重がいよいよ観念したようです。
62キロ台後半が今週に入ってから続いております。
・・・朝もしっかり食べております、食べ過ぎなほど。
お昼も夜もこれといって特別な変化はありません。
思い当たるとしたら、毎朝ヨーグルトに忍ばせる “干しブドウ酢” のみ。
・・・62キロになったら、主人は次なるサプライズ景品を検討中だとか。
主人のサプライズは本当にサプライズですので、どうぞ事前にプレゼン願います。