2018年06月08日

おから寿司 〜 いなり寿司風ver.

本日、主人はいつもより30分早く出勤します。
朝からストレスフルなお仕事をこなし、普段お昼に淹れてもらえるお茶もなくお弁当を済ませます。
ですので主人からの要望は、朝食・出勤共に30分繰り上げ、そして食べやすいお弁当、その2点。

さぁ、大変だ。
朝の30分ほど詰まった時間はありませんからね、手際よく感情的にならず平常心で挑まねば。
そこで、今週最後のお弁当はこうなりました。

主人のお気に入り、我が家の定番料理でもあります “おから寿司” です。
昨日は冷凍パイシートの切れ端を使った簡単なお弁当でしたので (☆彡) 、その片手間に油揚げをコトコト煮て、冷蔵庫で丸一日じっくり味をしみ込ませておきました。

今朝はおからを寿司酢で炒りつけ、じんわりと甘辛いお出汁を含んだ油揚げに詰めるだけ。
お揚げと一緒に煮含めた干しシイタケやかんぴょうを飾って、常備菜にしております自家製ラディッシュの甘酢漬けを添えれば、ちょちょいのちょいでお弁当は完了です。

お揚げのお出汁をおからがしっかり抱え込むので、食べる頃にはふっくらジューシーな食べ心地。
おから寿司の中でも一番のお気に入りがこのいなり寿司ver.です。

憂鬱なお仕事だけど、それをこなせば楽しい週末。
せめて食事中だけでも和んでね、主人。





思えば、ストウブでお揚げを煮るのは初めてかもしれません。
ストウブは毎朝使うので、圧力鍋や他のお鍋で煮ることを考えると洗い物も減って手軽です。
干しシイタケやかんぴょうも一緒に多めに煮ておけば、常備菜としても使えますしね。
  1. かんぴょうはさっと洗ってしぼり、お塩を揉み込みます。
    お塩をしっかり洗い流してから、沸いたお湯にお酢を極少量たらして2〜3分下茹でしましょう。
    ザルにとり、粗熱がとれたらお鍋の直径程度の長さに切り揃えます。

    干しシイタケは戻しておきます。

    油揚げは熱湯で茹でて油抜きをし、粗熱がとれたところで1辺を切り落とします。
    まな板の上にひろげて菜箸を転がし、袋状に開いておきましょう。
  2. 1をストウブに並べます。
    合わせ出汁に干しシイタケの戻し汁を合わせ、全体が十分浸かる量を注ぎましょう。
    中火で煮立てたら弱火にし、ぴったりと蓋をして先ずは10分ほど煮ます。
  3. お醤油 大さじ1.5
    お砂糖 大さじ1
    みりん 小さじ1

    以上を予め合わせておき、少しずつ加えながら更にぴったりと蓋をして20分弱火で煮ます。
    じっくり味を煮含めるのはストウブの得意技ですものね。
    十分お出汁を含んだところで蓋を開け、煮汁が殆どなくなるまで煮て火を止めます。

    粗熱がとれたら保存容器に移し、明日まで寝かせておきましょう。







今朝はここからスタート。
  1. 卵 1個と寿司酢 (☆彡) 大さじ3を合わせてよく混ぜ、おから 100gと合わせてフライパンで乾煎りします。
    全体がさらりとした状態になったら火を止め、昆布 (寿司酢に使ったものです) と鰹の佃煮 (今週の常備菜に拵えたもの ☆彡) を刻んで混ぜ込み、白胡麻をたっぷりひねりましょう。

  2. 1日煮汁に浸けておいた油揚げは、ふっくらしてとてもジューシーです。
    相手が酢飯でなくおからですので、煮汁をしぼる必要もありません。
    昨晩日本酒のお供にしたかんぴょう、美味しかった。

    お揚げの大きさに合わせておからを楕円に丸めておき、そっと裏返したお揚げをおからにかぶせるようにして詰めましょう。

    油揚げの縁を少し内側に折り込み、刻んだ干しシイタケとかんぴょうを飾ります。
    アクセントにラディッシュの甘酢漬けを添えて出来上がり。











主人のお弁当。
・・・ちょっとぎゅうぎゅうと押し込み過ぎたかしら。
これって食べやすいのかしら、反って逆効果だったらごめんなさい、ね。

お菜は有り合わせの春巻き。
食べやすいお弁当を作って、そう言われて思い浮かんだのがそれだったから。
野菜室にあった長芋、そして先日お醤油に漬け込んだ青紫蘇、梅干しを春巻きの皮で包みます。
揚げずにオーブントースターで焼いただけですが、カリッと仕上がり出来は上々です。




  1. 春巻きの皮を丁寧にひろげ、醤油漬けにした青紫蘇をこちらも丁寧にひろげましょう。

    水気を拭いた青紫蘇を保存容器に重ね、薄切りニンニク・刻んだ鷹の爪を散らします。
    全体が浸かる量の出汁醤油を注ぎ、冷蔵庫で保存します。
    青紫蘇の保存にもなるし、万能調味料としても大活躍です。

    長い短冊状に切った長芋を青紫蘇の上にならべ、ささ身の茹で鶏をほぐして重ねます。
    叩いた梅肉を散らし、きっちりと春巻きの皮で包んで水溶き薄力粉で留めます。

  2. 表面に極薄く胡麻油をぬります。
    丁寧に刷毛などを使わずとも、手のひらに薄く胡麻油をぬって春巻きを手のひらで転がせばそれで十分。

    アルミホイルの上に並べ、高温のオーブントースターで程よい焼き色がついたら裏返します。
    こんがりかりっと両面焼いて出来上がり。











さぁ、30分どころかもっと早く出勤しても良くってよ。
イメージトレーニングは完璧・・・の筈だったのですが、今回も土壇場になって予定変更。
出勤もお昼もいつも通り、平常のスタイルへと落ち着きました。

今朝は主人の大好きな鶏粥。
大好きな玉ねぎ入りのお味噌汁も用意して、ストレスフルなお仕事に挑む主人を元気づけようとしたのですが・・・あら、私の勇み足?





でもちょっと得した気分です。
やはり慌ただしい朝より、ゆっくりした朝食が性に合っておりますものね。
また次回、主人が早く出勤する時は勇ましく朝の支度をこなしましょう。

さ、週末。
梅雨空ですけど週末です。

posted by しんさん at 14:17 | Comment(0) | お弁当日記 おからを使って | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする