主人が心配します。
『お願い、どぅみぃ (私のことです) 。
今のままの美味しい食事を続けて欲しいから、お願いだから手抜きして、頑張らないで。』
・・・それ程頑張っている自覚はないのですが、まぁ仕方がない、それではお言葉に甘えて。
今日は思いっきり手抜き料理を楽しませてもらいますね。 冷凍パイシートの切れっ端が随分と溜まっておりましたので、ここらで一掃お片付けメニューを。
ペコリーノロマーノと黒胡椒、そして青紫蘇のパイです。
形もバラバラ、大きさもバラバラな冷凍パイシートの切れっ端を重ねて焼いてみました。 今までは、出来るだけ冷凍パイシートの切れ端が出ないように成形も制限していたのですが、これで制限する必要はすっきりなくなりました。
どんな形の切れ端でも、これで無駄なく使い切れます。 しかも簡単で美味しいのだから言うことなし。
今日の備忘録は短いですよ。
- 冷凍パイシートの切れ端は、出る度に重ならないようラップに並べ、ぴっちりとラップで挟んで冷凍してあります。
半解凍の状態で先ずは半量強、大きめにカットしたラップの上にパズル感覚で並べましょう。
少々隙間があっても気にしません。 - 青紫蘇を敷いて隙間を埋めます。
青紫蘇がなければ、薄切りハムとかでも美味しいのではないかしら。
スライスした人参やズッキーニ、葉野菜や甘くしたければ・・・うーん、今は思いつきません。
そしてすりおろしたペコリーノロマーノをたっぷり表面にふり、黒胡椒をたっぷり挽きましょう。 - 残ったパイ生地を上に並べ、軽く押し付けます。
これもスカスカで大丈夫。 - パイ生地を縦に2等分し、ラップをもち上げてエイヤッとふたつに重ねます。
手の平で軽く押してパイ生地同士を密着させ、ラップの上側をそっとはがしましょう。
包丁で生地を縦3等分 (これはパイの大きさによって加減して) します。
崩れないようそっと重ねてラップできっちり巻き、生地を密着させて冷凍庫で冷やしましょう。
・・・まるでベーコンです。 - 冷えて生地が切りやすくなったところで、包丁で1.5cm弱の幅に切り分けます。
層を崩さないようマフィン型にぎゅうぎゅうと詰め、こぼれたチーズを上からふりかけましょう。
目下溺愛致しておりますWILTON製のマフィン型なら、オイル等をぬる必要はありません。
お弁当のお菜も同時進行で参ります。 - 210℃に予熱したオーブンにすばやく移し、設定温度を200℃にして焼くこと20分強。
途中様子を見て、焦げそうならば180℃に下げて調節します。 ・・・ちょっとお菜の卵の量が多過ぎましたね。
まぁでも致命傷ではありません、トホホで済む程度。
パレットナイフ等を使い、双方熱々の状態でマフィン型から取り出して網の上へ。
パイ生地の文字通りの切れ端を姑息に使ったマフィン型のチーズパイ、うん、すっきりした。
前述の通り、パイが焼き上がると同時にお菜も出来上がりました。
マフィン型に卵液を流し入れ、具を散らしてパイと一緒に焼くだけ。 マフィン型って本当に便利です。
最近シリコンタイプから買い替えたマフィン型ですが、これを選んで本当に正解でした。
- 一応、マフィン型には極々少量のオリーブオイルをすり込んでおきました。
卵・豆乳・オリーブオイル漬けにしてあるマッシュルーム (この日に登場した作り置き料理です) をボールに合わせて溶き混ぜ、マフィン型に流し入れます。
縦4等分にしたミニトマトや、昨日のサンドウィッチのフィリングの残りで作ったラディッシュのクリームチーズ和え・・・常備菜や在庫野菜を卵液に沈めましょう。
200℃のオーブンで20分ほど焼けば出来上がり。 思いの外卵が膨らむので、卵の量は控えめに。
常備菜と一緒に詰めれば、早々と本日のお弁当の出来上がりです。
チーズを大量にすりおろす時はフードプロセッサーを使います。
ですがチーズの為だけに、あの洗い辛い部品を洗うのはどうも効率的ではありません。
朝食は冷たいお蕎麦に致しましょう。
“紅化粧” なんて可愛らしい名前の赤大根をたっぷりフードプロセッサーですりおろして、ね。 程よい色合いの赤大根、紅化粧は大根おろしにぴったりです。
ちょっと辛みのある紅化粧は冷たいお蕎麦によく合います。
主人が毎朝楽しみにしております “イワシのお酢煮” が今週はありません。
今朝は久しぶりにしめ鯖。
アボカド・パクチー・新玉ねぎのスライスを一緒に盛り付け、黒酢と胡麻油を効かせたパクチー醤油をちろりと添えて召し上がれ。
朝食の脇には今日一日分のお薬。
3月の声がれから始まり、喉のすっきりしない状態がずっと続いております。
もちろんかかりつけの耳鼻咽喉科でカメラ検査も受けました。
内科も受診し、念のためにと来週は甲状腺エコーの予約もしてあります。
ですがどうもモヤモヤするので、昔ながらの耳鼻咽喉科を昨日受診致しました。
- 年毎の先生の処置はどこか昭和でちょっと新鮮でした。
納得のいく説明も頂き、数種の飲み薬を処方して頂きました。。
トローチも処方しておくからね、先生がそうおっしゃっていました。
薬局でその姿に驚き、そして自宅でその使い勝手に驚きました。
そして気に入りました。
これが現代のトローチなのですね。 飲み方がユニークなのです。
上前葉の歯茎と唇の裏にこのトローチを押し込み、そのまま舐める訳でも噛む訳もなくゆっくり1〜2時間かけて溶けるのを自然に待ちます。
これを口に入れたままおやつを食べるという強者もいるそうですが、私には無理。
寝る前にお口に仕込み (?) 、そして朝、もちろんトローチは溶けてなくなっておりましたがどこか口内・喉に清涼感が漂っておりました。
これ、飛行機に乗る時や喉の渇きが著しい日本酒の後に良いのではないかしら。
とにかくお気に入り。
・・・あまりにお弁当が簡単過ぎて、ついトローチの話を盛ってしまいました。
明日はお楽しみの金曜日です。